第17回山葡萄篭編み講習IN名古屋

やまぶどう篭編み講習を始めて名古屋で開催しました。会場の名古屋国際センターは名古屋駅から地下道で結ばれまた地下鉄の駅もある大変便利な場所でした。国際センターというほどで海外の人たちも多く集まったり要人も来られるのか警備が物々しく今までの会場とは少し違った印象があり、こんな国際色豊かな大きなところで私たちのようなところが主催して開催する「山葡萄篭編み講習」にはセンター側でも少し違和感を感じたかもしれません、。この国際センターには仙台から名古屋までの太平洋沿海フェリーを利用し、以前伊勢に住んでいたころ転勤で仙台に向かう途中のことを思い起こしました。伊勢から名古屋港に車で向かい家族4人が「スバル360」に乗って名古屋港の近くのドライブインで食事をとっての出来事が今でも忘れません。さあ出発と車に乗ると「スバル360」エンジンがかかりません、そういえばこの車幾度なくトラブルを起こしていました。和歌山へミカン狩りに行ったとき、鳥羽の石鏡に釣りに行ったとき、明野の土地を見に行ったときなどなどその時は急場をしのいでなんとかなりましたが今回は頑としてゆうことを聞きません、出港時間も迫ってるので車をドライブインに投げ捨てタクシーで名古屋港へ、そしてフエリーでは全員が船酔いという悪夢のような出来事だったのです。でも今回は違っていましたとても快適な船旅を経験させてもらったのです。さて今回の編み物は「PWサイズ」、やや小さめの篭ですが普段い持ち歩くはピッタリの可愛いい大きさです。デザインはマイスターの「槙野オリジナルデザイン」の名称をとった「Mデザイン」です。

「Mデザイン」は縦ひご、横ひご、縁の仕上げ、取っ手の取り付けなどかご全体の形が出来上がったのちに編み手の個性、感覚で飾りつけをするデザインです。幅広ひご、穴あきの変形ひご、節の多いひごなど利用し、樹皮それぞれの特長を生かしながら自分流に仕上げるデザインでした。この装飾作業のころには皆さんも余裕が出てきて楽しい会話の中で編み込んでいます。自分だけのデザインで出来上がっていく篭には特別な思いがあるに違いいありません。山葡萄のかごが編む人を魅了するのは樹皮の持つ自然素材の良さで藤(とう)細工など幾何学的な固い引き締まった編み物とは一味違った暖か味を感じるからに違いありません。無事名古屋で篭編みを終了しフェリーで帰る船上での潮風など心地よい船旅をも味わえた名古屋での「山葡萄篭編み講習」でした

第17回山葡萄篭編み講習IN名古屋” に対して1件のコメントがあります。

  1. 松尾規久子 より:

    今年も名古屋で教室はありますか?
    主人が講習に参加したいと申していますので、ぜひ、今年も講習を開催して下さい。

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