ひご作り体験教室のご案内
山葡萄篭は素敵な光り輝く自然の宝石のようです。篭の完成までには隠れた大変な作業があります。 「ひご作り」は最も大変な作業に入ります。このひご作りも編み手の言い伝えなどで多種多様、様々な 作り方があるようです。ひご作りは成文化されたものもなく初めての方は手探り状態で「ひご作り」に 挑戦して篭を完成してきました。どのような方法が最良のひご作りかはよくわかっていません。当店でも 同様暗中模索で現在に至っています。当店では山葡萄の採取から篭製作販売まで一貫して行っています。 その中のひご作りを「マニュアル化」して山葡萄の篭作りをもっと身近なものにし山村の文化を 継続、継承できればと願うのです。ひご作り教室は当店が開発した[はば太郎]という幅(はば)採寸道具を 利用しての体験教室となります
体験教室概要
山葡萄の樹皮を無駄なく上手にひごを作ることは奥が深く作業中に常に判断を求められます。 沢山のひごを作っていますが納得のいくひごはなかなかできません。ひごの良し悪しは 採寸する樹皮によって概ね決定しますが樹皮の状態も多種多様なのでそれに対応できる術(すべ)を身に付けなければ 多くの無駄な樹皮が出てしまいます。体験教室では学科と実技に分けて行います。「山葡萄ひご作りマニュアル」は樹皮の性質、ひごを作る見極め方など を学びその後幅切道具「はば太郎」利用マニュアルと併用しながらの実技体験となります。コースは午前または午後の半日コースとなります 。
期日 | 土曜、日曜日 |
時間、場所 | ちいくろ工房研修センター 午前の部 9時~12時 午後の部 13時~16時 |
体験費用 | 一般・・・ 8000円(講習料6000円 材料代2000円) 「ちいくろ」友の会員・・7000円(講習料5200、材料代1800) 会場までの交通費、宿泊費は各自の負担となります ご自分の樹皮をお持ちになる場合には材料代は不要となります |
遂行定員 | 1名~4名 |
申し込み | 随時受付 |
講習内容 | 学科:「山葡萄ひご作りマニュアル」約1時間 実技:「はば太郎」を利用してのひご作り約2時間 |
その他 | 作業に適した服装、手袋、ハサミ、定規、エプロンをご準備の上お越しください 制作した「ひご」はお持ち帰り頂きます |
お申し込み方法 | お申し込みは電話&FAX: 0229-26-3475やメールでお申し込み下さい |
ちいくろ工房の様々な取り組み
山村の夢ある希望への架け橋となることを願って運営していきます詳しく見る

□ 山ぶどう篭編み講習
篭編み講習を年4~5回 全国各地で行っています

工房にて木曜、土曜の週2回 行なっています

PPバンド編み篭、手仕事の 継承や販売のお手伝い

編む作業よりもひごつくりが大変、 蔓採取やひごつくり体験を 行なっています

クルミ。アケビ、マタタビ、サルナシなどの 蔓材の採取と販売も行っています

手軽に篭編みに親しめるよう 道具や型枠の制作販売をしています

森林材を生かしての物づくりから 山の活性化がが出来るのでは?

蔓文化の次世代への継承に不可欠な 蔓栽培を行っています

篭文化の継承、普及などの目的で マイスター制度を設けています