樹皮のなめし道具「なめし丸」

 

当店で開発した樹皮のなめし道具「なめし丸」、構造は単純ですがとても優れものです。かご編み工程では「なめし作業」はあまり重要視されていません。

「なめしの効果」がよくわからないためです。この「なめし丸」は竹と金ブラシで構成されています。竹は山葡萄樹皮との相性がとても良く他の素材ではこのような効果を得ることはできません。金ブラシは竹でなめした後さらに樹皮に磨きをかけます。この「なめし丸」を利用することで樹皮は大きく変容し「なめす」という作業が見直されるでしょう、小さな作業工程の積み重ねが手作り品の篭バックに反映されます。これからは「なめし作業」も重要な役割を果たすことができます。

「なめし丸」各部の名称と特長
 
1、構造、取り扱いがシンプルで誰もが手軽に利用が出来る
2、挟み金具で固定したい机、作業台などに取り付けて利用します。取り付け挟み幅は10cmまでとなります。
3、なめしは「竹」、「金ブラシ」を利用します
全体の高さ 約25cm
全体の幅  約25cm
全体の重量 約1、0kg
販売価格  5200円(税込み) 
付属品
本体以外に予備用竹が付きます
「なめし丸利用マニュアル」
山ぶどうひごつくり道具「なめし丸」 販売価格:5,200円(税込み)



「なめし丸」ご利用ガイド

「なめし丸」を作業台に取り付けてかご編み最中に樹皮のなめし作業やひごのなめし作業に利用します。事前に作られた「ひご」を編み込む前に「ひご」の状態を見ながら「なめし作業」を行います、なめされたひごは柔らかくすべすべして編み込み作業がはかどるばかりではなく、篭全体がしなやかできれいに仕上がります。これまで編み込んだ篭と比較してみてください。輝きが違って見えることでしょう。

ひごをなめす

「ひご」を1本1本編み込む前になめします
1、事前に「ひご」を水に浸けておきます
2.ひごの裏面からなめします
3.ひごの表面(鬼皮など樹皮が見える面)をこすりま
す。すでに樹皮から「ひご」をつくるときに「なめし作業」が行われていると思いますが改めて「なめし作 業」を行います。
4,なめし作業を繰り返し行ううちにひごのなめし程度 がわかるようになります。きれいなひごを作るよう心掛けて面倒くさがらずに丁寧に行います。
5,竹は樹皮の汚れや表面が悪い場合に多く利用し金ブ  ラシは竹でなめしたのちに樹皮に磨きをかけるために行う作業です。
6,竹、金ブラシ双方を使いこなして「ひごのなめし作  業」を行います
「なめし丸」は「ひごをなめす」に最適です

樹皮をなめす

「ひご」を作るために「樹皮」をなめす作業です

樹皮は幅や厚みが不均一で節があったり曲がっていたりで「ひごをなめす」ようにはいきません。作業台への固定ですので大きな力を加えることもできませんので力を加減しながら「樹皮をなめす」作業をします。「なめし丸」の竹の大きさから樹皮の幅は3cm程度が適当です。

1,事前に「樹皮」を水に浸けておきます。
水に浸ける時間は8時間以上浸けます。乾燥品を水に浸けて元に戻すには多くの時間が必要です。含水率を十分にして樹皮を柔らくしてから「なめし作業」を行います。長時間〈8時間以上一日でも〉浸けても樹皮に悪影響はありません 
2,竹部分で樹皮の裏側から行います。そうすることで鬼皮や外皮部分の付着物が剥がれやすくなります。やりすぎると繊維筋が出ることがあり注意します。
3,次に樹皮の表面を行います。表面についている余分な皮は剥ぎ取ります。「樹皮を削るのでは無くなめす」という「なめし感覚」で最低でも2回は繰り返して行います。3,なめした樹皮を水で洗って金ブラシで樹皮の裏面、表面とも2回以上繰り返し行います。樹皮の裏面は繊維で構成されており裏面をやることでより柔らかさが出てきます。
4,なめした樹皮はひごを切るまで水に浸けておきます、

樹皮のなめし作業には下記の「なめし道具」が適しています

なめし道具

山ぶどうの樹皮をなめしたり磨いたりに用います。

樹皮は幅や長さ厚みなどさまざまです。これらを水に浸けてひごをつくる前になめし作業を行います。大きな力が加わるために丈夫に作られ竹の部分は幅広 ひごに対応ができる長さです。これを用いてなめし作業を行います。

利用方法(なめし丸と同様の方法です)
1,竹部分で樹皮の裏側から行います。そうすることで鬼皮や外皮部分の付着物が剥がれやすくなります。やりすぎると繊維筋が出ることがあり注意します。
2,
次に表側を同様の方法で行います。 表裏側とも2回ほど繰り返します
3,
水で洗い流しながら金ブラシ部分で表、裏とも磨いてやります
4,
全体の仕上がり具合を見て不足部分があれば付け足し行います

樹皮のなめし作業には大きな力が加わるので樹皮のなめしにはこの「なめし道具」が適しています。ご自分で工夫して製作してみてください

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