ちいくろ工房では自ら山葡萄樹皮を採取し乾燥させて保存しています。原型品は採取したままの状態を販売用に整理したものです。ご利用時には 一度水に浸けて癖などを修正したりして必要な幅に切って利用します。原型品の良いところは作り手のアイデアで 無駄なく利用できるところにあります。でも初心者は山葡萄の「ひご作り」が大変でなかなか手が出せないということもあります。 そこで加工場で作った「ひご」を提供することにしました。「ひご作り」は手作業で行っていますので幅を一定にすることは なかなか難しいので幅の範囲をゆるやかにしました。編む篭のサイズ、用途によって使い分けて下さい、慣れたら 「原型品」で自分の好みに合わせてひごを作ってみましょう。

山ぶどう樹皮分類とその用途

記号 画像 色区分 販売体系 特長 用途
特A

山ぶどうかごバック

赤、緑 販売品
2200円
100g
2m以上の長さのひごがとれる
節、割れ,割れなどが少なく表面の樹皮肌が良い
採取量が少ない
全ての用途に適用可能
特に継ぎ足しを嫌うような縁芯材
取っ手材、取っ手化粧ひごに利用
山ぶどうかごバック 赤色 販売品
1800円
100g
1m以上の長さのひごがとれる一般的な樹皮で最も多く採取が出来節、割れ、割れなどやや少なく表面の樹皮肌が良い 全ての用途に適用可能
採取量もやや少なめ
山ぶどうかごバック 黄色 販売品
1400円
100g
A素材に比較すると節、割れ、曲がり、割れなどが有
表面の樹皮肌も多様 1m以上の長さのひごがとれる
全ての用途に適用可能
ひご作りには手間がかかる
用途に応じての使い分けを考慮
青色 非売品 特A、A、B長さ1m未満の物 ひごとして利用する
山ぶどうかごバック 緑色 非売品 全体的に樹皮の厚い物
樹齢の高い太い蔓材の採取品
厚みがあるので強靭
短いひごを使う小さめの篭細工
乱れ編みのような化粧材用途
ひご作りには手間がかかる
用途に応じての使い分けを考慮
山ぶどうかごバック 桃色 非売品 全体的に樹皮の厚い物
樹齢の高い太い蔓材の採取品
厚みがあるので強靭
強度を必要とする箇所への利用
構造材としての縦芯や
縁芯、取っ手芯材にも
山ぶどうかごバック 白色 非売品 厚みが薄く均一な内皮と呼ぶ樹皮節、割れ割れなどが少なく
表面の樹皮肌もとても良い
採取量極端にが少ない
細く加工できひごは強靭
小物編み、財布縁かがりなど
全体的には繊細な用途に適す
山ぶどうかごバック 黄、緑 非売品 外皮と呼んでいる樹皮
現状は採取時に廃棄されている
そのままでは利用しにくい
外皮を三つ編みなどに編んで
縄状態にして篭編みのアクセント
化粧用としての利用を考慮中

山ぶどうひご分類とその用途

記号 画像 色区分 販売体系 特長 用途
WA

販売品
280円
長さ1m以上
幅6.0~7.5mm
MA

販売品
270円
長さ1m以上
幅4.5~6.0mm
SA

販売品
260円
長さ1m以上
幅3.0~4.5mm
WB

販売品
230円
長さ0.5~1.0m
幅6.0~7.5mm
MB

販売品
220円
長さ0.5~1.0m
幅4.5~6.0mm
SB

販売品
210円
長さ0.5~1.0m
幅3.0~4.5mm
WC

販売品
1500円
25本
長さ0.2~0.5m
幅6.0~7.5mm
MC

販売品
1450円
25本
長さ0.2~0.5m
幅4.5~6.0mm
SC

販売品
1400円
25本
長さ0.2~0.5m
幅3.0~4.5mm

非売品 幅、長さ混在の端材品

非売品 節、曲がりのある原型品

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